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講義は、作家でもなく新聞記者でもない
“ライター”と呼ばれる職業の起源をひも解き、雑誌の変遷、斜陽産業といわれる出版界、そして東京に比べ極めて市場が小さい関西出版界の現状説明で始まりました。東京と関西の出版界を等しく知る小椋氏が、自身の経験をもとに話を独自に展開。東京の出版社への売り込み、関西発の新媒体の発案、ウェブや一般の企業へ活動範囲を開拓するなど、地盤沈下する関西の出版界を拠り所とするライターたちへ指南しました。また、専門分野を持たず、“何でも屋”的な文筆活動を続ける関西ライターの慣習に一喝するなど、歯に衣着せぬ発言が受講者の気持ちを捉え、小椋氏の一言一句を聞き漏らさぬよう受講者は真剣な表情で聞き入りました。最後、知人で作家の野中柊氏と青春時代に交わした言葉を引用して、「文章の上手下手より、自分の言葉でどう伝えるかが大事」「伝えたい(書きたい)ことを常に持つ。なければ探す努力をする」と訪れたライターたちへのエールで、講義は締めくくられました。
講義に引き続き、質疑応答が行なわれた後、約1時間の名刺交換で受講者たちは互いに交流をはかり、和やかなムードのなか幕が下ろされました。
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